人を愛するという気持ちを、正しい形で説明する事が、私にはできない。 理由を並べた所で、相手に伝わる保証もない。 人間の関係性がどれだけ脆く、頼りないものなのか。 それでも私は信じようとする。こんなにも短い人生の中で、一体なんの為に?
玉城ティナ(女優)
レアさんが出演している作品は、日本で観られるものに関しては、ほぼ全て観ているつもりだ。しかし「心と身体」のイルディコー・エニェディは、格別な彼女を切り取った。 こんなにも“キラキラした”エレガントなレア・セドゥは観た事がない!彼女の輝きに翻弄され、“心と体”を、“ストーリー”を、堪能するだろう。 さらに、その先に監督が仕掛けた巧みな罠に心を奪われて欲しい。
小島秀夫(ゲームクリエイター)
恋ほど劇的なものはなく、愛ほど難解なものはない。 レア・セドゥの妖艶さに囚われ、性(サガ)が運命の歯車を狂わせるとは。 イルディコー・エニュディ監督が映し出す思考と行動の掛け違いにすっかり惑わされた。
伊藤さとり(映画パーソナリティ)
この映画は肉体と精神が交差し、傷みと快楽が重なり合う場所、性格より奥にある人間の闇の気質を、見事に浮き彫りにした稀な作品である。
名越康文(精神科医)
※敬称略/順不同